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日本酒あれこれ

聞いたことはあるけど意味が分からない酒造用語【造り篇2】

2025年04月22日
酒造好適米酒米

ここでは《酒造好適米》についてのお話をいたします。

これは文字から推測できるように【日本酒をつくることを目的としてつくられたお米】のことです。
よく《酒米》と混同されがちですが、《酒米》は酒造りに使用されるお米のことで、そこには一般米も含まれます。

イメージとしては酒米の中に《酒造好適米》があるといった感じです。

品種も多岐にわたり、酒造好適米の王と呼ばれる『山田錦』をはじめ、『雄町』『五百万石』『亀の尾』『美山錦』『愛山』『ひとごこち』などなど様々なお米が使用されてきました。

 

酒造好適米には以下の特徴があります。

酒造好適米は、表面部分を削って使用するため、米の粒自体が大きい品種が重用されています。
酒米の中心部にあり、より純粋なデンプン質で構成される《心白》が占める割合が大きく、麹菌がよく入り込み、醪によく溶けるといった性質があります。

酒造好適米には一般米に比べ、良質なお酒をつくるための優れた特性があるのです。

 

大雪渓酒造では現在地元の農家様に精魂込めて育てていただいた『山田錦』『美山錦』『ひとごこち』といった酒造好適米を中心に、それぞれのお米の状態や特性を理解しながら、丁寧にこれからも醸し続けて参ります。